公認会計士の需要

板書

昨今は会計基準がますます厳格化され、監査業務もその数を大幅に伸ばしています。それとともに能力の高い公認会計士の需要も増え、慢性的な人手不足に陥っています。ゆえに公認会計士の就職率は高い水準を維持し、大手監査法人だけでなく、会計・財務のプロとして、大企業および外資企業の採用が増加しています。 とはいうものの、公認会計士になるためには試験に合格しなければならず、その合格率は常に1割を切る狭き門となっており、生半可な勉強方法ではまず合格できない難関試験になっています。今後も難易度と合格率は同水準を維持すると考えられていますが、もしさらなる需要が増えるとするならば、合格はより難しくなる可能性もあります。

公認会計士の試験に合格するには3、4年の勉強が必要だと昔から言われてきました。たしかに数字を見る限りは平均受験回数は3〜5回、平均合格年齢は26歳となっています。 しかし、勉強方法によっては2年ないし1年で合格する人もいる一方、どれだけ勉強しても短答式すら受からない人もいます。能力の差はさておき、その勉強方法によって合格率の差が生まれているようです。 独学で勉強する人の合格率は低く、もっとも高いのが会計大学院や大学の商学部で習いつつ、専門のスクールに通ういわゆるダブルスクールの人たちです。 もちろんそれぞれに事情もあるでしょうが、独学よりも通信、通信よりもスクールといった形が数字にははっきり出ています。